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小説家志望からインフラエンジニアへ!27歳・崖っぷち既卒男性の新たなる挑戦

小説家志望からインフラエンジニアへ!27歳・崖っぷち既卒男性の新たなる挑戦

プロフィール

お名前:S・Sさん
生年月日:1989年生まれ
経歴:大学中退後、小説家を目指すために執筆活動を開始。今回はウズウズカレッジに参加するため、地元青森から上京して就職活動を行う。

大学を1年で退学されたとのことですが、中退して小説家を目指したのはなぜですか?

周りに流されるまま進学してしまい、入学後、「なんのためにここで勉強しているのだろう」という違和感が強くなっていきました。
そのため目的が持てず、モチベーションを維持することができなくなってしまったんです。
当時は、授業に出席する理由が分からなくなっていましたね。

大学に入学する以前から、なんとなく「『小説家』ってかっこいいなあ」という気持ちはあったんです。
大学に入ってから勉強で図書館を活用するようになり、本を読む機会が増えたことや、レポート発表の際に、文章力に関して高評価をもらったことをきっかけに「小説家を目指したい」と思うようになりました。

授業に対するモチベーションもわかなくなってしまっていたので、思い切って大学を辞めたんです。
そして、執筆活動を始めました。

どんな小説を書いていたのですか?

ジャンルを絞らず、興味があることはなんでも書きました。
強いて言うのであれば「私小説」というジャンルになるかと思います。
大学を中退してから7年間、家に籠ってずっと書いていました。

10万字の作品を年間に4本、賞に投稿したりしましたね。それ自体は苦ではなかったです。
でも、なかなか小説家としての芽が出ませんでした。出版社に持ち込みもしましたが・・・。

ずっと続けることができる人は本当にすごいと思います。
僕は、正直なところ苦しくなってしまいました。それなりの覚悟で大学を辞めて目指した小説家ですが、20代も後半になってきたところで周りの友人が働いているのを見てしまうと、いやでも「自分がかなり遅れている」ことに気付かされるんです。

「自分の力でお金を稼いだ経験が欲しい」そう考え就職活動を開始しました。

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小説家を志すかたわら、保育園で事務職に就いていたそうですね。正社員になろうとは思わなかったのでしょうか?

26歳で小説家を諦めると決めたとき、父が経営する保育園が人手が足りず困っていたので、これまでの恩返しという意味も込めて、1年間のパート事務員として雇用してもらいました。

子供たちと接する機会が多くとても楽しい職場だったのですが、引継ぎ業務や繁忙期のフォローがメインだったので、契機満了の日が近づくにつれ、私の役割がなくなってしまったんです。
正社員として雇用してくれるという話もあったのですが、執筆活動をサポートしてもらっていたし、肉親の元で働く、ということになると評価や仕事に対する甘えが出てしまうと思いました。

なので、平成29年3月の契約満了をもって新しい職場を探そうと思ったんです。
前職では「仕事はひとつの役割をこなすだけではない」ということを学びました。

事務として雇用されましたが、やる気次第で新しい業務に挑戦するチャンスをもらえて、役に立てるだけではなく自分自身のスキルアップにもつながったのです。
そのため、今後もいろいろなことに挑戦したいと思っています。

ウズウズカレッジに参加するために青森から上京したとのことですが、UZUZを知ったきっかけはなんですか?

最初はハローワークや求人サイトを使っていたのですが、どのように進めていけばいいかわからなくなってしまい、何か参考になる本を読もうと思いました。

インターネットで検索して見つけたのが、UZUZ取締役副社長の岡本啓毅さんの著書である「既卒、フリーター、第ニ新卒の就活はじめの一歩」です。
この本を読んだのが、UZUZを知ったきっかけになりました。

その本の中で転職エージェントという存在や、異業種への転職のサポートをしてもらえるサービスがあると知りました。
市場感について厳しい現実のことも書いてありましたが、それでもやり方次第で転職は可能だ、という内容にとても勇気をもらったので、転職活動をするなら絶対にUZUZがいいと考え、思い切って東京に転居しました。

27歳未経験でのスタートなので、かなり焦りはありました。しかし、「ウズウズカレッジに参加すれば自分の中でなにか変化があるのではないか」という期待もありました。

Sさんはインフラエンジニアとして内定を獲得されていますよね。「転職するならインフラエンジニアになりたい!」という思いがあったのでしょうか?

実はウズウズカレッジに参加するまで、インフラエンジニアという職業があるのも知りませんでした。

転職活動をするうえで、「自分の長所を活かせて需要が高い仕事をしたいな」と考えたときに、エンジニアという職業が候補にあがってきました。
一般的にエンジニアというと、システムエンジニアやwebデザイナーといった華やかな職種が目立ちますが、インフラエンジニアは需要が高いにも関わらず人材不足に悩まされている職業です。

コツコツやっていくのが好きな私に合っていると思ったのと、ウズウズカレッジに教えに来てくれたエンジニアの方にも、「現場で活躍している人には未経験から始めた人が多い」と聞き、自分にもチャンスがあるのではないかと思い、インフラエンジニアの道を目指しました。

UZUZキャリアカウンセラーの前田さんと長澤さんの後押しもあり、ウズウズカレッジのインフラエンジニアコースで勉強を始めました。

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ウズウズカレッジではどのような勉強をしましたか?

社会人やインフラエンジニアに必要なカリキュラムを勉強しました。
中でも印象に残っているのが、実践的な研修が多かったことです。
コミュニケーションの取り方や、クラウドサービスを使った資料の作り方など、「現場で活かせる知識やスキル」の研修が多かったです。
今まで経験したことがない内容ばかりだったので、とても刺激的でしたね。

ウズウズカレッジに参加して、大変だったことはなんですか?またそれをどのように乗り越えましたか

はじめてのことばかりで、とにかく勉強が大変でした。ビジネスマナーやExcelなどの基本的なPCの使い方は、保育園で働いていたとき触れていたのでスムーズに理解できたのですが、CCNAやITパスポートといった専門的な内容は苦戦したのを覚えています。

「ついていけないかもしれない」と思ったこともありましたが、キャリアカウンセラーの皆さんやUZUZに研修に来てくれた企業の方に励まされて、諦めずに続けられました。

また、「自分の経歴を説明する」ということがとにかく大変でした。
カウンセリングの中で自分の過去やこれからのビジョンを考える、というものがあったのですが、最初はうまく掘り下げて考えられず苦労しました。

僕の場合、27歳・未経験でのスタートだったので、面接では「本当に何で27歳というタイミングでITやりたいと思ったのか」ということが問われます。
小説家を目指していた過去もあり、「小説家への道を諦めて良いのか」という質問に対しても、しっかりと回答しなくてはなりませんでした。

ただ「興味を持った」「やってみたいと思った」レベルの志望動機では、面接官に納得して頂くことができなかったんです。
最初はうわべだけのことしか言えなかったり、自分の過去について認めることができませんした。

しかし、キャリアカウンセラーの前田さんや長澤さんが根気強く一緒に考えてくれたおかげで、自分の気持ちに向き合い、大学を中退したことなどの過去の経歴を整理し、将来のビジョンを描けるようになりました。

小説に対しての情熱は、冷めきったわけではありません。
今でも文章を書くことは好きです。ただ「自分の力で金を稼ぐ」という実績を積み重ねるほうが、今の僕には優先度が高いと思っています。
できる仕事を増やして、人に求められる人材になりたいと思っています。

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これからウズウズカレッジに参加を検討している人に、ひとことお願いします!

ウズウズカレッジは、実際の現場に基づいたカリキュラムを組んでいます。
そのためエンジニアに必要なITスキルだけではなく、ビジネスマナーやコミュニケーション能力など、社会人としての基礎力の向上など得られるものが多く、とても勉強になります。

ただし、待っていれば全部教えてくれる学校というわけではありません。
僕も実際に参加してみて、人に自分から質問しにいく積極性が大切であると学びました。

また、大学を中退したり、新卒で就職しなかった人、早期離職した人など、同じ境遇の仲間がたくさんいます。
そのため、打ち解けるのも早く、仲間意識も芽生えますし、一緒に頑張る仲間がいることで、あきらめそうになったときも頑張れます。

まずは行動を起こしてみるというのが大事だと思うので、ホームページから問い合わせしてみてください。

OBとして応援していますので、頑張ってください!

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